スケジュール&タスク管理(9) 「1日」の時間軸について考える

2012年9月24日月曜日

t f B! P L

スケジュール、タスク管理の基本単位として「1日」をベースにしているが、この「1日」の概念とツールによる違いについて考えてみる。

ツールによる違いをいかに吸収するか

「1日」とは起床から就寝までの間を指すものとして考える方が、スケジュールやタスクの管理には適しています。
実際、私のデイリータスクリストは上記を「1日」と捉えて作成しています。
手帳(ほぼ日手帳)も、4:00~27:59が1日となる時間軸を採用しているため、起床~就寝を1日として記入することができます。
ところがツールによっては、「1日」の概念が異なるものがあります。
そこで、必要に応じて読み替える、或いは別の時間軸の概念を導入するといった対策が必要になります。

コンピューターは0:00~23:59が基本

予定を収集しているGoogle Calendarは、0:00~23:59を1日としています。
したがって、ライフログやタスクリスト上とGoogle Calendar上で日付が異なるタスク(予定)が発生するので、24:00以降の予定に対しては注意を払う必要があります。

Toodledoも0:00~23:59を1日としています。
タスク管理はカレンダーと異なり、できる限りToodledoとデイリータスクリストを同じ内容にしておきたいので、用意されている開始時刻、終了時刻の機能は封印し、代わりにタスク名に時刻を付け加えることによって、時刻情報を管理することにしています。
これにより、Toodledoは起床から就寝までを一日として管理することができるようになりました。

テレビ関連はEPG基準に

テレビ欄は、媒体によって多少の違いはありますが、4:00~27:59を1日として掲載している場合が多いと思います。
しかしながら、EPGはコンピューター同様0:00~23:59が1日です。
例えば、月曜日の24:30~25:00の番組は、EPGでは火曜日の0:30~1:00となります。
EPGで1週間先の予約を入れるには火曜日にならなければ予約できません。
そこで、録画予約ノートはEPGに合わせて0:00~23:59を1日として記入します。
録画済管理についても0:00~23:59に合わせておきます。
予約及び録画済の番組の管理は0:00~23:59、視聴に関するタスク及びログは4:00~27:59という異なる時間軸で管理されることになりますが、この二つは独立したものとして管理できるため、現在のところ特に弊害はありません。
それより気をつけなければいけないのが、「月曜深夜2時」などという表現です。
番組の宣伝等でよく目にする表現なのですが、EPGでは「火曜日の午前2時」であるということに注意しなければなりません。
(極稀に「月曜日の午前2時」を指す場合があるようなので、録画するつもりはなく観たいだけでもやはりEPGで確認しないといけません。このあたりは表記をはっきりさせて欲しいものです。デジタル化に伴ってEPG標準に統一してもよい気がします。ただ、確かに感覚的にはEPGよりもテレビ欄の方が「1日分」という感じがするので、EPGの1日を4:00~27:59に設定できればいいのですが……。)


このように、大別すると、4:00~27:59を1日とする時間軸と、0:00~23:59を1日とする時間軸に分けられます。
EPGやGoogle Calendarなど時間軸が変更できないツールがあるため、4時始まりの時間軸を主にしながらも0時始まりの時間軸を上手に組み込んでいく必要があります。

自己紹介

自分の写真
鳥取市, 鳥取県, Japan
書店のバイトからはじまり、雑誌・書籍の編集者を経て、Uターンで印刷会社のDTPオペレーターに。出版の流れの中に身を置いて幾年月。CR-Zに乗る50代です。

QooQ